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GERMANY AT ITS BESTNRW.INVEST

NRW州ミュンスター大学にナノマテリアル研究・実験の新センター建設へ

2017年完成予定のソフト・ナノサイエンス(SoN)センターでナノマテリアルを分野横断で共同研究。新素材開発で医療分野等への応用を見据える

ミュンスター大学に新設されるソフト・ナノサイエンス(SoN)センターでは、物理、化学、生物、薬学、医学の分野の研究者たちが、共同でナノマテリアルを研究する。建設、初期設備と研究用大型機器にかかる費用は4600万ユーロに達する見込みで、連邦と州が折半する。完成は2017年末の予定。

スヴェンヤ・シュルツェNRW州学術大臣は、8月28日、この新たな研究棟と実験棟建設に向け礎石を据え、「医療やエネルギー効率といった未来産業の中核分野において、ナノテクノロジーは真の進歩をもたらす鍵。従って、この新研究棟でミュンスターのナノサイエンスを更に強化できることを嬉しく思う。ミュンスターは現在すでに、ナノサイエンスとナノセキュリティ分野で世界をリードする拠点のひとつ。ソフト・ナノサイエンス(SoN)センターでは、複数の作業グループがひとつの場所で研究に従事し、専門分野を超えた優れた研究のためのインフラになるだろう」と述べた。

新棟はマックス・プランク分子生物医学研究所、ミュンスター・ナノ・バイオ分析センター、そしてナノテクノロジー・センター(CeNTech)に隣接して建設される。およそ140人の研究者たちが、この細胞膜のような新棟で、自然のナノマテリアル機能を研究し、これを基礎に制御可能な合成素材を開発する予定だ。応用分野には例えば医療がある。柔らかいナノマテリアルは、移植組織の耐久性や適合性を改善し、傷んだ臓器の回復を促進することが出来る。ソフト・ナノサイエンス(SoN)センターのナノ研究で、データ貯蔵やエネルギー貯蔵の分野も進歩することが期待される。

出典

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